社名の由来

アーガイル（アーガイル・チェック）とは、18世紀イギリス・スコットランドのアーガイル地方で発祥した、連続するダイヤ模様と斜めに交差するラインから構成される編み物のパターンのことです。

かつてアーガイル城に住む王女が、愛する人のために独創的な柄の編み物を贈りたいと、伝統的なタータンチェックを元に、工夫を加えて編み上げたのが始まりと言われています。

伝統的でありながら、幾何学的で新鮮な印象を与えるアーガイル・チェックは、今なおセーターや靴下などに広く用いられ、世代と性別を超えて愛される定番のパターンになっています。

アーガイル柄に見られる、連続する無数の平面（スペース）と、それらを縦横につなぐ線（ライン）。これらは我々が切り拓いていくフロンティア、インターネットやソーシャルメディアの概念構造によく似ています。
また、ひとつの平面が縦横の２軸によって４象限に分割されているさまは、コンサルティングでしばしば用いられるマトリックス分析図のようにも見えます。

アーガイル柄のようにスマートでありながら親しみやすく、伝統をベースにしながらネットとソーシャルメディアの世界に新しい価値を創造し続ける企業でありたいと願い、「アーガイル株式会社」の社名は生まれました。

ライトブルーのアーガイル柄を頭文字の「Ａ」の形にアレンジしたアーガイル株式会社のロゴマークは上を向いた矢印のようですが、左右から２本の平行四辺形が頂点で１つに重なった形にも見えます。これは、相反する２つの事象から新しい価値を生み出す「正・反・合」のイメージも表しています。

また３つのダイヤ（ひし形）は、「メディア企画」、「システム構築」、「コンサルティング」というアーガイルの主要な３つの事業を表しています。